2021年春アニメを簡単にご紹介!
期待のアニメからちょっと人選ぶ作品まで独断と偏見で語っていきます。
今クール何を見ようか迷っている方の参考になればうれしいです!
86-エイティシックス
少女は”涙”と共に。少年は”死”と共に。
ギアーデ帝国が開発した
完全自律無人戦闘機械<レギオン>の侵攻に対応すべく、その隣国である
サンマグノリア共和国が開発した無人戦闘機械<ジャガーノート>。
だが、無人機とは名ばかりであり、そこには”人”として認められていない者たちー
エイティシックスで編成された部隊<スピアヘッド>の隊長である少年・シンは、
ただ死を待つような絶望的な戦場の中で、ある目的のために戦いを続けていた。
そこに新たな指揮官制官<ハンドラー>として、共和国軍人のエリート・レーナが着任する。
彼女はエイティシックスの犠牲の元に成り立つ共和国の体制を嫌悪しており、”人型の豚”として蔑まれていた彼らに人間として接しようとしていた。
死と隣合わせに最前線に立ち続けるエイティシックスの少年と、
将来を嘱望されるエリートの才女。
決して交わることがなかったはずのふたりが、激しい戦いの中で未来を見るー。
86-エイティシックス・・・見どころ
86-エイティシックスは人のつながやりや人の大切さを感じられるアニメです!!
有人の無人機という矛盾した兵器を駆け、ハードな世界で生きるキャラクターたちに刮目せよ!
人種差別的な世界観や二つの視点を上手く使った物語の構成で作られています!
この作品では、シンとレーナ二人の視点で物語が進んでいくのですが、この点は、シンとレーナのそれぞれの視点でしっかりと進むため、作品に入りやすく、両者の視点から見ることで、作品に深みが生まれ、よりエイティシックスの面白さを引き立ててくれます。
そして、シンが操る無人機戦闘機<ジャガーノート>の格好良さもあります。
見た目はおんぼろな機械に見えますが、シンが動かすと異常とも思えるほど動きを発揮し、敵機を目の止まらぬ速さで破壊していきます!
しかし、見ているとかなり丈夫な機械に思えるかもしれませんが、弾が当たったら即撃破並みの装甲で、死に至ってしまう中もいます。
シン以外の人間は異常なほどの<ジャガーノート>の動きを出すことはできず、かつ死んだとしてもハンドラーの人たちには無人機が撃破されたとしか報告されず、人の死としては取り扱われません。
それが当たり前として受け入れている「ハンドラー」、そんなハンドラー達を「白豚」と言って自分たちより下の存在として見ている「人として認められていない者たち」の織り成す、涙と死のストーリーにご期待下さい!
登場キャラクター
86-エイティシックス・・・主要キャラクター2人のご紹介です!
ブラディレーナ・ミリーゼ
CV:長谷川育美
共和国成立以前からこの地に住む白系種(アルバ)であり、かつ貴種として知られる白銀種(セレナ)の血を純血で受け継ぐ名家・ミリーゼ家の才媛。
弱冠16歳で共和国軍の少佐にまで上り詰めたエリートで、ギアーデ帝国の<レギオン>部隊と最前線で戦うエイティシックスの指揮官制官<ハンドラー>として職務に当たることとなった。
その才能が上官の目に止まり、東部戦線第一戦区第一防衛戦隊、通称<スピアヘッド>戦隊へ配属。
そこでシンと出会う。
シンエイ・ノウゼン
CV:千葉翔也
<ジャガーノート>のプロセッサーで、東部戦線第一区第一防衛戦隊<スピアヘッド>の隊長。
パーソナルネームは”葬儀屋”を意味する<アンダーテイカー>。
全線に立つ同じエイティシックスの少年少女たちからは、”死神”の渾名で呼ばれることもある。
彼だけに宿るある特殊能力は、新たな<ハンドラー>となったレーナを驚かせることとなる。
普段は感情の起伏が少ない人物で、趣味は読書。
86-エイティシックス・・・見るべき?
このアニメは皆さん期待して見ていただける作品になっています!
髪の色や目の色が違うだけで迫害され、人としての尊厳を奪われ、無人機としてレギオンと戦わされ、それにより死に至ったとしても、それは無人機の破壊として取り上げあられ、人が死んだことは守られている壁の内側の人たちには伝えられない・・・
このように、人としての尊厳を剥奪され、無人機として戦わされているシンと、
その<ジャガーノート>に乗るシン、ジャガーノートに指揮をする存在の<ハンドラー>となったミリーゼ、この二人が織りなす”死”と”涙”の物語です。
是非、今後のストーリーの続きを期待して、「86-エイティシックス」を楽しみにしてください!